空 2011.8生まれ すず 2009.7生まれ おちゃめ 1997.7~2016.12
庭木が家具になるまでーその㉓ 今回の家具作りで生まれた物 [想いを形に]
ずいぶん時間が開いてしまいましたが、この物語もこの記事で最後です。
お客様にお作りした家具たちの中で新しいデザインはスツールです。
せっかくなのでこのスツールを木槌の定番家具にしたいと思い、
よく使う栗と桜で作ってみました。
アクセントに座面にウォールナットを挟んでみました。
高さは40㎝、他は肉桂と柿のスツールと同じです。
同じデザインでも樹種の違いでこうも違うんですね。
こちらが桜
こちらが栗
ショールームでご覧いただけます。
最後に、おまけのお話。
この庭木の家具のお話を頂いた時と時を同じくして、
他のお客様より伐採した庭木をいくつかいただきました。
エノキやケヤキ、桜、ナラなどです。
材木に挽いたのもありますが、他はほとんど薪にしました。
その中で程よい大きさの丸太を選びキノコの原木栽培をする事に。
エノキがあるので、エノキタケの駒菌を買って打ち込みました。
エノキの栽培に適した木はエノキ、ケヤキ、桜、ナラ、そして柿などです。
柿の細い丸太が残っています。
これに打ち込んでみることにしました。
原木栽培には、本当はその年の春までに伐採したばかりの丸太を使います。
しかし柿は何年も倉庫に眠っていました。
乾燥しすぎかもしれません。
きのこがうまくできないかも・・・
今秋、エノキタケがいっぱい捕れました。
心配していた柿の丸太からも少量ですがエノキタケが生えました。
本格的な収穫は2年目の秋からなので、来年はもっと期待できるかもしれません。
これで今回の物語は終わりです。
読んでくださって感謝します。
ありがとうございました。
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