空 2011.8生まれ すず 2009.7生まれ おちゃめ 1997.7~2016.12
庭木が家具になるまでーその㉒ お客様の感想 [想いを形に]
お客様より、納品日を含め、何度かに分けて、写真と共にお使いの感想を送って頂きました。
以下はほぼ、いただいたご感想そのままです。
サイドテーブルもテーブル&スツールも…
あまりに美しい木目と絶妙な色味のなすハーモニーが、
何とも言えない味わい深さを、
そして温かみを醸し出しているように感じました。
製作時の様々なお話を伺いまして、
きっと、田中さんご夫妻の製作に掛ける真心からの想いが、この家具たちに
このような温もりと美しさを下さったのではないかと思いました…。
祖父、そして父の大切に守って来ました庭木たちが、
このような形で家に戻り、また、私たちが家族皆で大切に使ってゆける…
そう考えますと本当に感慨深く、
また、このような奇跡に心より感謝の思いでいっぱいです…。
今夜は、家族全員で、妹の部屋に集まり、さっそくテーブルを囲み祝賀会となりました!
実際、使ってみますと、テーブルもスツールも大変に使いやすく…
また、手触りも座り心地も、とても温かく、優しく、心地良い感じがしました。
以前より使っていたかのように、しっくりとその場に馴染んでおりまして…
やはり、私達の成長と共に慣れ親しんだ庭木だからでしょうか…
感慨ひとしおでございます。
野菜の盛り合わせは、堀川さんに作って頂いたサラダボウルを使ってみました。
箸と取り皿等々もセットしてみました。
テーブルとも素敵にマッチしています。
家具の方は、大変に心地よく使わせて頂いております。
毎週末には、妹の部屋で共に食卓を囲み夕食を楽しんでおります。
私は、作って頂いたスツールに腰掛け食事をしているのですが、
あまりに座り心地が良く、なかなか腰が上がらず、お酒が進んでしまいまして…、
これは、いかがなものか…⁈と、頭を悩ませております…笑
このよな数々のお誉めの言葉をいただき、
この仕事を引き受けて本当に良かったと改めて思いました。
庭木から家具を作るという事は、
普段仕入れしている製材した材料から作るのとは全く違っていました。
まず、材料が限られています。
堀川さんもおっしゃられていましたが、失敗すると取り返しがつかないので、
刃物を材に入れる時は大変緊張します。
他の材料なら、また新しい材を用意すればよいのですから。
また、少しでも無駄にしないように最大限の木取りで出来るようデザインにも気を配りました。
お客様の深い想いを形にする事が出来て、そしてお客様に喜んでいただけて、
本当に良かった、という安堵と感激でいっぱいです。
もちろん、普通にご注文品を作る時も、お客様の事を第一に考えています。
これからも、同じように家具を作っていきたいと思っています。
今回の家具作りで生まれた物、 に続く
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