庭木が家具になるまでーその⑲ ショールームでの撮影

完成した家具の足裏すべてにフェルトを貼り、
ショールームで撮影をしました。

まずは一番最初に完成したスツールから、






最初のデザインよりも座面は少し大きめです。
座面は柿の間に肉桂が一筋入っています。


黒柿の部分もところどころあり、2脚とも個性があります。
















脚部分は柿だけで作ってあります。





次はダイニングテーブル






スツールとは反対に天板の巾が少し狭くなってしまいました。


他の材ならもう一枚接ぎ合わせて巾をご希望通りに仕上げるのですが、
限られた材料なので仕方ありません。

肉桂の老けた部分も使用しなければ、ダイニングテーブルはできませんでした。
肉桂だけでは足りずに柿も2枚接ぎ合わせていますが、
これが良いアクセントになっています。


木目のつながりも良い感じに仕上がっていると思いますがどうでしょうか。

脚の部分も柿と肉桂で作りました。


反り止めの入るホゾには栓がしてあります。


ダイニングテーブルにスツールを合わせてみました。




高さもちょうどよく、スツールはとても座り心地も良いです。

最後はサイドテーブルです。
こちらは天板が肉桂、脚が柿です。










やはり肉桂の材の長さが足りず、最初のデザインよりも奥行きが短くなってしまいました。

引出のつまみは一番小さい物を付けて撮影しました。
つまみのネジの大きさが同じなので、気分で他のつまみに付け替える事も可能です。

全部並べて一緒に写真を撮ってみました。


あの倉庫に眠っていた丸太がこのような家具に生まれ変わるとは！

納品の日が楽しみです。

納品、に続く

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