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空 2011.8生まれ    すず 2009.7生まれ   おちゃめ 1997.7~2016.12

庭木が家具になるまで=その⑤ 桟積み [想いを形に]

工房の中に製材した材をいったん運び込み、
翌日の3月2日、どの板から使える材がどれくらいとれるかを荒木取りしてみました。

老けている部分や割れ、虫食いなどを避け、板に取れる材の大きさを書いてゆきます。

肉桂の大きな板からはダイニングテーブル用の長い材が取れるようになるべく長い物をたくさん。
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この作業はなかなか大変でした。
テーブルの天板に肉桂だけでは足りそうもないので、柿からも長い材を木取りしました。
ザクロは何にするか決まっていなかったので、端っこだけを切り落としそのままに。

含水率を測ってみると場所や材によってバラバラでした。
肉桂の老けた部分近くはカラカラ。
柿の厚く挽いた材は20%超え。

もう少し乾燥させた方がよさそうです。
使えるまで、工房の敷地で天然乾燥させることにしました。

まず、地面の上にコンクリートブロックを水平に並べ、
その上に厚い材から順番に積んでゆきます。
材と材の間みは風通しを良くするために桟木という木片を挟みます。
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最後に直接雨が当たらないように波板を乗せ、
風で飛ばされないように荷締めバンドで縛りました。
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あとは時々、材の乾燥具合や割れ、反りなどを見ながら様子をみます。
かなりの材の乾燥具合がいいので、桟積みはそんなに長くかからないと思います。

ろくろ職人との出会い、に続く





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