バタフライ延長テーブルその③

いよいよはぎ合わせた天板の加工、調整にかかります。

延長天板に反り止めを取り付けます。

反り止めはアリホゾで叩き込むほどしまるようになっています。

1枚に２ほんずつ取り付けます。巾が700と広いのでやはり、無垢だと反りが心配です。

回る支点になる反り止めは厚みが少し薄くしてあります。

延長天板を収納したときに下がりすぎないためです。

丁番用の欠きこみも入れてあります。

脚の部分の割りクサビの出ているところを切り取り、きれいに仕上げました。

脚の全体はこんな感じです。

主天板にスライドレールとなるTスライドを取り付けます。

これは主天板の反り止め代わりになります。

木の動きに順応するように、ネジでとめている穴はスロットルに｣なっています。

延長天板を収納したときの支えとなる金物を取り付けるための部材を取り付けました。

脚に主天板を差し込んで、Tスライドがキチンと動くか確かめます。

無垢なので、反りや湿気によって伸縮するので、するする動くようになるまで何日もかけて調整します。

昨日良くても、今日は固くなっていることが良くあります。

延長天板に主天板とかみ合うダボを取り付けます。

主天板には穴があけてあります。

ダボは手作りしました。あわせやすいように、先を細くしてあります。

いよいよ、延長システムの仮組みです。

主天板と兆番を取り付けた延長天板を所定の位置にあわクランプで止めます。

したからの作業なので、高い馬に乗せてあります。

支点となる金物を取り付け、延長天板をたたんだ上体で、

受けとなる金物を取り付けます。

上手く回るように何度も調整します。

上手く取り付きました。

操作してみます。

閉じた状態です。

主天板の両側を引っ張り出すと中から延長天板が見えてきます。

全開します。

折りたたまれた延長天板を起こしてゆきます。

起こしてゆくと、延長天板は開いてゆきます。

ゆっくり開いてゆきます。

平らに開きました。

主天板を両側から少し戻し、ダボをあわせて延長完了です。

さあこれで、一番重要な部分が終わりました。

いよいよ、仕上げにかかります。

続きをお楽しみに・・・

タグ：テーブル 延長テーブル 注文家具 無垢家具